40代でセミリタイアした後のおすすめのバイト5選

セミリタイア後は完全なリタイアと違って、バイトなどをして一定の生活費を稼ぐことを視野にいれる人も多いでしょう。

そこで、この記事では40代でセミリタイアした後に必要な生活費と、それを得るためにどのようなバイトがあるのか解説します。

40代でセミリタイアした場合、今後かかる生活費は？

40代でセミリタイアした場合、かかる生活費は住居環境や人によって様々です。

今回は世帯別に考えてみました。

1.　独身世帯で約18万円/月
2.　二人世帯で20~30万円/月
3.　妻子持ち世帯で20～50万円/月と教育資金年20～150万円
参考： 統計局ホームページ/家計調査（家計収支編）　調査結果

この他に注意点として下記の点も考慮に入れましょう。

• 生活防衛資金を用意する
• 車を保有するさらに生活コストが上がる
• 収入を100万円以下にすると所得税や住民税を非課税にでき、国民健康保険料も減免される

40代以降の生活費①　独身の場合

まずは比較的ハードルが低い独身の場合から見ていきましょう。

・2,000万円の貯蓄から年3％の配当益、60万円を生活費に充当する（月5万円）
・生活費は18万円を想定
・残りの13万円を労働収入で賄う

統計局の調査によると、独身世帯の30~40代の生活費は約18万~20万円/月くらいで生活するのが相場です。

年齢を重ねるにつれて生活費は下がる傾向にあります。

仮に総資産2,000万円でセミリタイアしたとしても、全額投資に回せば、年利3%だとしても月5万円程度は配当金として得られると考えます。

残りを働いた収入で補います。

これは独身だからこそできる生活が前提となっていますので、細かいリスク対策も事前に考えおきましょう！

40代以降の生活費②　二人世帯の場合

夫婦二人だけの世帯でセミリタイアする場合のケースです。

・4,000万円の貯蓄から年3％の配当益、120万円を生活費に充当する（月10万円）
・生活費は20~30万円程度
・残りの10万円を労働収入で賄う

二人世帯はだいたい約20万~30万円/月くらいで生活するのが相場です。

統計局の調査によると「二人以上世帯」としてのカテゴリーとしては生活費は約30万円ですが、子どもがいない分もっと安めに抑えられる家庭が多いでしょう。

一人扶持より二人扶持といって、独身者より固定費が抑えられるので、ちょっと優雅に生活できます。

生活費の内訳
住居、光熱水道費　6～8万円
食費　4～6万円
国民健康保険、国民年金、住民税など　4万円～ （国民健康保険は扶養の概念がないので、二人分の支払いが必要）
通信費・交通費や交際費　2～3万円
その他（服や日用品など購入）　2～3万円

40代以降の生活費②　子持ち世帯の場合

最後に最もお金がかかる子持ち世帯について考えます。これは教育費や住居環境によっても人によって大きく分かれるところです。

・夫婦2人+子供1人の場合
・1億円の貯蓄から年3％の配当益300万円を得て、そこから教育費20～150万円を用意
・生活費は20～50万円
・月15～20万円を配当益で賄う
・残り5～10万円を労働収入で賄う

まず前提として子供がいるセミリタイアの場合、約1～2億程度の資産を作る事が必要になります。

必要な金額は子供の数でも変わりますが、1人当たり教育費を年間約20万円~約150万円用意する必要があります。
参考：平成３０年度子供の学習費調査の結果について

教育費のかけ方は家庭によってかなり分かれるところです。学校を私立と公立のどちらにするか、習い事をどのくらいさせるかで費用が大きく変わってきます。

セミリタイアは夫婦ふたりの生活費に加えて、子供一人につき下記を用意することになります。

子供の将来と自分たちの老後資金を賄うため、セミリタイアのための必要資金はほかのケースより大きくなりますね。

実際に子ども1人と夫婦のセミリタイア計画についてのシミュレーションはこちらで数字を使って解説しています。

40代のセミリタイア後におすすめのバイト

40代のセミリタイア後におすすめのバイトは以下の5つです。

セミリタイア後にバイトをするなら、高額短期バイトをするのがおすすめです。

セミリタイア後におすすめのバイト　①単発バイト

時給
難易度
稼ぎやすさ
時間の自由度

いわゆる登録制のバイトで、 アルバイト会社に登録して、1日単位の仕事をもらいます。

時間給・日給制で日払いや週払いも可能です。
時給1,100～1,500円くらいで、1日働くと9,000～12,000円くらい稼げます。

イベントスタッフや会場整理、工場のライン作業、店舗の棚卸業務など数多くの仕事があります。

今ではアルバイト会社のLINEに登録すると募集が来て、応募すれば簡単にシフトが入れられるタイプが主流です。

同じ単発の仕事でも法律の規制で日雇い派遣はできないので、仕事の種類が「アルバイト」になっていることを確認して応募しましょう。

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セミリタイア後におすすめのバイト 　②リゾートバイト

時給
難易度
稼ぎやすさ
時間の自由度

リゾートバイトというと、大学生がやっているイメージがありますが40代向けの募集しているものも珍しくありません。

リゾートバイトには下記の2種類あります。

1.　正月やお盆などの長期休暇の人手不足期に働く超短期間の高額短期バイト
2.　リゾート地の繁忙期に1ヵ月程度またはワンシーズンをリゾート地で働く住み込みのバイト

リゾートバイトの場合、家賃と食費がタダになるのが魅力的です。

時給は平均1,100円と低いですが、稼働時間が多くなるので稼げます。

ワンシーズン集中的に稼いだら、それ以外は労働しなくてよいのでセミリタイア者にとってはもってこいのバイトです。

ただ、繁忙期のサービス業は体力的にきつい上に、居住環境が悪い仕事もあります。その点、業界最大手のリゾバ.comなら、事前に派遣担当者と面談してから仕事を選べるので安心です。

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セミリタイア後におすすめのバイト③　家庭教師・塾講師

時給
難易度
稼ぎやすさ
時間の自由度

教えるのが得意な人向けです。最近では大人に習い事を教える家庭教師もあります。

料理や絵画、スポーツなど勉強以外にもなんでも得意なことを教えることができます。

時給は1,300円が平均ですが、資格や専門的なスキルがあればもっと高い時給も見込めます。

時間が短く週1日からでも可能なことが多く、登録制の派遣の家庭教師もあるので、働きやすいでしょう。

塾のバイト講師なら、個別指導塾のバイト講師も時間が比較的融通がききます。

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セミリタイア後におすすめのバイト④　コンビニの深夜・早朝バイト

時給
難易度
稼ぎやすさ
時間の自由度

コンビニのバイトは時給単価が安いですが、深夜・早朝の時間帯は比較的時給が高く効率がいいです。

曜日、時間帯ごとに募集していて誰でも比較的シフトも入れやすいです。また、単発の仕事は職場がコロコロ変わるので嫌だ、同じ場所で同じ業務をしたい人向けです。

一方で、時給はそこまで高くなくは900～1,100円くらいです。

しかしながらコンビニは地方にも必ず複数あるので、求人の少ない地方でのセミリタイアでバイトを探すならおすすめです。

セミリタイア後におすすめのバイト⑤　クラウドソーシング

時給~
難易度
稼ぎやすさ
時間の自由度

ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを利用して個人で仕事を取ってはたらく方法です。

近年、最も注目されているバイトで副業に使っている人からも人気です。

一番の魅力は在宅でできるバイトだという点で、発注側ともオンライン上でのコミュニケーションでよいので面会する必要がありません。

仕事内容は簡単なデータ入力から、webデザインや、動画編集、サイト作成、webライターなど何でもあります。

仕事の募集も多く、日本全国はもちろん、海外でも仕事が受注できることができ、報酬も数百円から数十万円まで差があります。

時間や場所に縛られず自宅で働けるのでおすすめですが、 稼げるようになるにはある程度のスキルが必要です。

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40代でセミリタイアした後のおすすめのバイト　まとめ

今回はそれぞれ下記の生活費の前提で見ていきました。

月に約10万円程度をバイトで賄う前提なら、セミリタイアも夢ではないですね。

1.　独身世帯で約18万円/月
2.　二人世帯で20~30万円/月
3.　妻子持ち世帯で20～50万円/月と教育資金年20～150万円
参考： 統計局ホームページ/家計調査（家計収支編）　調査結果

今はさまざまな働き方ができる時代です。自分の環境や条件に合わせて好きな仕事を選んで生きていく選択肢もあるのではないでしょうか。

セミリタイア後におすすめのバイト５つ紹介しました。

生活費も貯蓄した資産を運用して得た利益のほか、単発のアルバイトや派遣、クラウドソーシングで稼ぐことが必要です。