最近、セミリタイアというライフスタイルが注目されていますね。
「興味ある」「やってみたい」と思いつつ、
前提条件となる投資や資産運用と聞くと、失敗してしまうかもしれない・・・
このように、不安になってしまうのは当然かと思います。
- セミリタイアに興味がある
- せミリタイアで失敗したくない
人生を成功させるためのセミリタイアなのに
失敗してお金に困るなんてことになってしまっては本末転倒です。
本記事の内容
- セミリタイアの失敗例
- セミリタイアを失敗する人の特徴4選
- 失敗しないための準備すべきこと4選
この記事を読めば、
失敗パターンを認識し、失敗しないための知識を得る事が出来ます。
ぜひ最後まで記事をチェックしてください。
みなさまのセミリタイア計画を見直すきっかけとなれば幸いです。
セミリタイアの失敗としてよくある事例
そもそもセミリタイアとは?
フルタイムで働かず、資産運用からの収入と労働(アルバイトなど)で生活するライフスタイルのことです。自分の時間を確保しやすいため、自由度が高い魅力から、近年サラリーマンなどから多くの注目を集めています。
では、セミリタイアの失敗とはどんな事があるのか、3つパターンを紹介します。
- 資金が不足してしまう
- 目的・生きがいがない
- 他者との繋がりがない
これらが複合的に重なり、最悪な場合、精神的な問題になってしまうことも・・。
また、年齢にもよりますが一度退社している場合は会社に復帰しにくく、再就職が困難な場合がほとんどです。
後悔しないため、慎重に判断しなければなりません。
セミリタイアは片道切符のつもりで。
失敗パターン① 資金が不足してしまう
結論は、資金が不足してしまうと失敗となります。
つまり、収支がマイナスとなり、元本を取り崩している状況のことです。
自分の求める生活水準を維持できないため、資産計画を早急に見直す必要があります。
セミリタイアできるほどの資産があると、目前の利益に目がくらみ高リスク株などに集中投資をしてしまうケースもあるようです。
失敗パターン② 目的・生きがいがない
目的・生きがいがないと無気力になってしまうケースがあります。
いわゆる、燃え尽き症候群です。
「セミリタイアをやっても思っていた理想と違う」
「全く楽しめない。何のために生きているの?」
そんな事を考えてしまうようです。
社会から必要とされていないと認識してしまう事もあるため、自分が「何に生きがいを感じるのか」しっかり把握する事が大切です。
失敗パターン③ 他者との繋がりがない
セミリタイアを達成すると、会社に行かなくなり今までのコミュニティから離れるケースがほとんどです。
他者とのつながりがなくなり、孤独を感じやすくなってしまいます。
「それが良い」と思っていても実際、他者との交流がなくて最悪「うつ状態」になるケースもあります。
【失敗体験】実際の声を聞いてみよう
セミリタイアに失敗して鬱になってしまったたろうさんを紹介します。
実体験に基づいて、失敗体験をセキララに語ってくれています。
セミリタイアの失敗する人の特徴4選
セミリタイアに失敗する人によくある特徴は4つです。
① 計画性のない人
② 目的・趣味がない
③ 家族・仲間がいない
④ 体調管理ができない
特徴①計画性のない人
計画性がない人は、シンプルに資産が足りなくなる可能性が高いです。
資産運営や支出のコントロールなど、セミリタイアには計画を立てて実行する能力が必要になります。
収入を大きく超えるような支出を繰り返すと、セミリタイアは失敗となります。
セミリタイアをすると自由な時間が増え、新たな趣味などをはじめた場合、想定より高額な支出となってしまう場合もあります。
また、浪費癖がある人などは自分の物欲を抑えることが必要です。
特徴②目的・趣味がない
セミリタイア後の目的や趣味がないと、
せっかく自由な時間を手にいれても、何をすべきかわからなくなり、いきがいや活力を失ってしまいます。
「あれ?何すれば良いの?」
「何のためにセミリタイア目指していたの?」
こんな事で悩まないように、そもそもなぜセミリタイアを目指すのか
しっかりと自分の中で整理しておくことが大切です。
特徴③家族・仲間がいない
セミリタイアをして会社をやめると、
嫌いな上司や先輩、面倒なクライアントから解放されます。
しかし、その一方で他者との交流する機会が大幅に減少します。
「コンビニ店員さんしか話し相手がいない」と嘆いているケースもあるようです。
特に、会社に長年勤務している方は、所属しているコミュニティが会社だけの場合、一気に関わる人が減り、孤独感に苛まれるケースがあります。
特徴④体調管理ができない
体調管理ができないと、将来的に医療費が増えるリスクが上がります。
「身体は健康だし、関係ないや」なんて思わないでください。
高額な医療費など発生した場合、突発的なだけでなく病気は自分でコントロールできないため、一気に支出が大きくなり、セミリタイア失敗となる可能性があります。
セミリタイアで失敗しないために準備すべきこと
準備すべきこと①資産計画を定期的に見直す
「計画性のない人」の対策
しっかりと資産計画を立て、定期的に見直してください。
セミリタイア後に、「新車が欲しい」「タワーマンションに住みたい」など
新たな物欲が出たときもしっかり見直して判断しましょう。
また、年間支出はいくらまで…と上限を決めていても
投資先の株価が暴落する、ライフプランの大きな変更など
「資産を変動する要素」は数多くあり、リスクに備えることが大切です。
生活の基盤である資産について、収支と支出のバランスを定期的に見直しましょう。
また、見直すだけでなく、収支を増やすために副業するなどの準備をしておくことも一案です。
リスクに備えるポートフォリオの組み方とは
ポートフォリオの組み方は「生活の基盤」となるため、失敗しないためには学ぶべき必須科目です。
株価暴落などのリスクに備えたポートフォリオを構築しましょう。
リスクに備えた定期的な見直しが必要だよ。
準備すべきこと②目的・やりたい事をしっかりと持つ
「目的・趣味がない」の対策
目的とリタイア後のやりたい事を見つけておきましょう。
副業をやってみたり
新たな趣味を見つけたり
アルバイトを探してみたり
資産収入で足りない分だけを働いけば良いので、
選べる仕事の幅が広いのは嬉しいポイントです。
自分のやりがいを感じる事を探してみてください。
今からセミリタイア後の「やりたい事リスト」を作成する事もおすすめです。
「やりたい事」を選べる幅は広いよ。
準備すべきこと③人とのつながりを持つ
「家族・仲間がいない」の対策
セミリタイア後も積極的に人とのつながりを意識しましょう。
社会人サークルに入る、TwitterやインスタグラムなどのSNSで新たな出会いを見つけるなど、今からでも準備できます。
また、セミリタイア仲間と繋がっておくと同じ悩みを共感したり、相談に乗って貰う事もできるためおすすめです。
悩み相談できる環境をつくろう。
準備すべきこと④健康管理を徹底する
「健康管理ができない」の対策
健康管理を意識して生活しましょう。
セミリタイアでは投資などの資産運用ばかりに目がいきがちですが
大前提として、自分自身の身体が最大の資産である事を意識しましょう。
仕事に行かなくなり、在宅ワークばかりだとすぐに運動不足になります。
また、食生活にも気を付けないとすぐに生活習慣病になってしまいます。
身体は最大の資産だよ。
まとめ
セミリタイアには多くのリスクがあります。しかし、事前にリスクを把握し、対策を準備しておけば、楽しいセミリタイア生活が待っています。
失敗から成功のヒントを見つけていただければ幸いです。
今回の記事まとめ
<セミリタイアに失敗する人によくある特徴4つ>
- 計画性のない人
- 目的・趣味がない
- 家族・仲間がいない
- 体調管理ができない
<対策・準備すべきこと>
- 資産計画を定期的に見直す
- 目的・やりたい事を持つ
- 人とのつながりを持つ
- 健康管理を徹底する