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普通のサラリーマンにセミリタイアは無理【悲報:誰にでもできません】

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最近、セミリタイアが多くのサラリーマンに注目されています。

YouTubeやTwitterなどのSNSでも数多く取り上げられており、目に入る機会が増えていますよね。

「不労所得でみんながセミリタイア実現可能」
「株の投資は再現性が高く、だれでもできる」

そんな事をよく聞きませんか?

ぴよ

え、誰でも?魅力的すぎる!

しかし、そんな魅力的な言葉には、必ず「落とし穴」があります。

結論:誰でも簡単にできるなんてことはない

この記事に向いている人
  • セミリタイアに興味がある
  • セミリタイアの弊害を知りたい
  • 普通のサラリーマンだけどセミリタイアを目指している

「セミリタイアで誰でもお金持ちになれる」

それは、あくまでも机上の計算なら可能という事です。

セミリタイアを机上で計画することはできても、実現できる人はほんの一握りです。

理由を解説

本記事の内容

  • 普通のサラリーマンにセミリタイアが難しい理由5選
  • セミリタイアに必要な資産計画の考え方

無計画でスタートすると失敗するリスクが大きくなります。

この記事では
セミリタイアできない理由を認識し、失敗しないための知識を得る事が出来ます。

目次

普通のサラリーマンにセミリタイアは無理

結論から言うと、普通のサラリーマンは簡単にセミリタイアできません

しかしながら、普通のサラリーマンでも以下のことと逆張りをすれば意外にも成功するケースはあります。

普通のサラリーマンのセミリタイアが無理な理由、下記5選を解説していきます。

①生涯賃金による入金力の限界
②パートナーとの連携が必須条件
③一生上げることが出来ない生活水準
④予期しない環境の変化が起こる
⑤巨額な資産を投資に回す勇気がない

サラリーマンの弱い部分を把握していきましょう。

無理な理由① 資金による入金力不足

サラリーマンは入金力に生涯賃金という限界があります。

セミリタイアには数千万という資金を運用する必要があり、そのためには入金力を高くすることがポイントとなります。

その点、サラリーマンは不利です。

サラリーマンの生涯年収は約2億円(平均年収の場合)

うさ

初期の入金力を上げるには副業や、節約が必須なのか

入金力を上げるには、副業や事業で成功するなど「稼ぐ力」を伸ばさない限り、生活するうえで他の物をあきらめることしかできません。

時にはお金のかかる趣味をやめるなど…
または好きなモノの購入を我慢するなど…

無理な理由② パートナーとの連携が必須条件

セミリタイアするには、独身でない限りパートナーの理解が必須条件となります。

つまり一緒にセミリタイアを目指せるかという事です。

自分たちのお金を、気軽に引き落とせない株式に投資する時に、パートナーが投資への理解があれば問題ありません。

うさ

暴落が怖いなど、価値観が合わず投資を反対されるケースは珍しくない!

また、パートナーにはセミリタイアするために、一緒に何かを我慢しなければならない時が来るかもしれません。

パートナーとの関係は?

  • しっかりと話し合えるか
  • 一緒に乗り越えられるか

セミリタイアのために喧嘩して夫婦仲が悪くなっては元も子もありません。

トラブルの前に、しっかりと話し合うことを忘れてはいけません。

無理な理由③ 一生上げることが出来ない生活水準

セミリタイアする前後も生活水準を上げない努力が必要になります。

セミリタイア後も基本的に4%ルールなど、リタイア後に利回り以外の収入源を残さない場合、出口戦略により決められた金額の中で生活しなければなりません。

生活はセミリタイアした時の資産がベースになるため、大きい支出がある場合は、元本を取り崩すことになり、セミリタイア失敗となります。

つまり、
セミリタイア前は、投資するために多くのことを我慢
セミリタイア後は、資産を取り崩さないように我慢

人間はだれしも一度、生活水準を上げるとなかなか下げられない生き物です。

しかし、セミリタイアを目指すなら計画性がなによりも重要な要素になります。

例えば、今手元に3千万円があったら、我慢して全額投資に回せますか?

ぴよ

誘惑に負けずに、たとえお金が貯まってきても自分の計画どおり生活水準を変えないでいられる?

今の生活水準で20年、30年と資金運用できますか?

世の中には誘惑が溢れています。
これらの誘惑に負けてはいけません。

無理な理由④ 予期しない環境の変化が起こる

ライフスタイル・環境の変化による影響が大きいです。

セミリタイアには時間がかかるため
生活していると、数々のイベントが発生します。

もちろん楽しい事ばかりではないでしょう。

・病気や怪我
・親の介護
・交通事故

自分だけでなく、家族や友人含めた周囲の人から影響を受けることも?

その時に、セミリタイアを断念する決断を迫られることがあるかもしれません。

無理な理由⑤巨額な資産を投資に回す勇気がない

巨額な資産を投資運用することに不安はありませんか?

セミリタイアに必要な資産は3,000万から1億円のケースなど幅広く紹介されています。
いずれにしても、これらの金額を自分の生涯年収から投資に回さなければなりません。

その株が暴落したらどうしよう
今のポートフォリオでよいのか

うさ

投資は怖い。。貯金しよ。

多くの人が、投資はなんとなく怖いと結局投資せず、貯金してしまいます。

暴落時にも投資を継続する勇気が必要です。

じゃあ、投資なしでセミリタイアはできないのか?

答えはは、「可能だけど投資なしだともっと時間がかかる」です。

ぴよ

投資のポートフォリオは自分のリスク許容度などに応じて考えておこう!

投資が詳しい人やリスク許容度が高い人は個別株などに手を出せばいいですが、リスクを取りたくない人は暴落の心配が低めな国債などを選べばいいのです。

初心者でも簡単に始められる金融商品も今は増えているので、自分の入金力やリスク許容度と合わせて考えてみましょう。

無理のないセミリタイアの年齢と金額

セミリタイアはサラリーマンには無理?

では、結局サラリーマンはセミリタイアすることはできないのでしょうか。
答えはしっかりと計画を立てれば問題ありません

無理のないセミリタイア計画を立てる事が重要です。

まず、自分の入金力を把握しましょう。

年収(円)手取り年収(円)
平均値436万約344万
中央値370万約300万
参考:国税庁「民間給与実態統計調査」

平均値、中央値の場合を想定しました。

手取り年収のうち、ボーナスを(4.0ヵ月/年)とした場合は

毎月投資できる金額が算出できます。

手取り月収(円/月)投資できる金額(円)
年収436万21.50万約4~5万
年収370万18.75万約2~3万
参考:国税庁「民間給与実態統計調査」

生活費が家賃含めて15万円だとした場合、毎月投資に回せる金額は…2~5万円程度です

セミリタイア目標金額を決める

いくらでセミリタイアしたいか、目標金額を決めましょう。

生活費によりますが
1,000万から4,000万でセミリタイアする事例が多いです。

自分の支出から目安を計算してみましょう。

リタイアが「年間支出×25」で計算されるケースが多いため

生活費15万円とすると、2,340万円が必要となります。

生活費15万円とする場合:(年間180万円)×13=2,340万円

セミリタイアに目標年齢を決める

セミリタイアの目標年齢を決めましょう。

投資運用期間が長ければ長いほど有利になります。

30代、40代、50代と目標年齢に合わせて
しっかりと計画を立てましょう。

ここで初めて、

  • 生活費をいくらに抑えるか
  • 貯蓄率を何%にすれば良いか

自分に合った条件が見えてきます。

うさ

自分に合った計画を立てないといけないね

ここでは簡単に説明しましたが、詳しい計画方法についてはセミリタイアの計画方法の記事を参考にしてください。

普通のサラリーマンにセミリタイアは無理? まとめ

セミリタイアが、普通のサラリーマンにとっては簡単ではないと認識してもらえたのではないでしょうか。

しかしながら色々な条件や計画性は必要になるものの、普通のサラリーマンにも決して、無理ではありません。

セミリタイアを机上の空論で終わらせないためにもしっかりと無理のない計画をたてることが必要です。セミリタイアの計画、実際のシミュレーション方法についてはこちらを参考にしてください。

もう一度、留意事項をまとめておきます。

自分に合った条件で無理のない計画をたてましょう。

普通のサラリーマンにセミリタイアが難しい理由5選
①生涯賃金による入金力の限界
②パートナーとの連携が必須条件
③一生上げることが出来ない生活水準
④予期しない環境の変化が起こる
⑤巨額な資産を投資に回す勇気がない

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