セミリタイアするには資産運用が必要みたい。どうやって始めればいいの?
投資知識・金融知識ゼロの主婦がサイドFIREを目指すために資産運用をはじめました。
ド素人からするとそもそもどんなステップから投資を始めたらいいかわかりませんよね。
夫は投資こそ初めてですが、金融業界で約10年働いているためそこそこ詳しい方です。一方で妻は金融は完全なるド素人。詳しい人から初心者が学び、初心者の妻がゼロから理解して内容をまとめました。
- 資産運用といっても何の投資をするか迷っている人
- 資産運用を始めるためのファーストステップを知りたい人
セミリタイアするのに必ず投資は必要なの?という人はこちらを参考にしてください。
資産運用の種類
資産運用ってそもそも何があるの?
資産運用といっても株、保険、不動産などさまざま。全て細かく見ていったら資産運用の種類は20を超えるともいわれます。
資産運用の種類は今後もどんどん新しく出てくることが予想されます。
資産運用を考えるときに忘れてはいけないのはリスクとリターン。
リスク:損失はどのくらい発生する可能性があるのか
リターン:その資産運用でどのくらいの利益が得られるのか
一般的には、資産運用の分布図はこのようになっています。
自分のリスク許容度によって資産運用の方法を決めましょう。
通常はリスクが高いものに投資する場合は、リスクの低いものと組み合わせたりしてリスク分散をします。
リスクとリターンの他にも、投資できる額や期間も人によって違うので、そのへんも判断軸になることを忘れずに。
資産運用がわからない人向け 投資の決め方
- 必要利回りを決める
- 運用期間を決める
- 期待リターンと予想リスク計算する
サイドFIREを目標とする資産運用であればもちろんこの3つについて事前に考えることがマストですが、その他の目的の資産運用でも考えておくべきです。
資産運用の始め方① 必要利回りを決める
目的によって自分に必要な利回りを決めましょう。
ただなんとなくお金が増えればいいな~は辞めたほうがいい。
想定する利回りが現実的なものなのかどうかはポートフォリオ作成後にバックテストをしてみましょう。
個人的にリスクの低いと言われている長期ものの米国債に投資してもここ数年は3%の利回りを出しているため、3%は見てもいいんじゃないかなと思います。
リスクがどのくらいとれるかも人によって違うと思うので、そのあたりも含めて余剰資金と相談して決めていきましょう。
リスクをとってリターン(=利回り)を期待する場合は、資産のうちの3%にするなどマイルールを決めておくと◎。
資産運用の始め方② 運用期間を決める
運用期間も一緒に決めておきましょう。
長期保有に向いいている資産運用もあれば短期的に回収したい資産運用もあるでしょう。
長期保有型の投資商品がほとんどだと思いますが、長期保有商品は長期保有型の中でそれぞれ何%で保持し続けるかを決めていきます。
またその中の一部は長期保有型だけど、途中で万が一事故や病気などが起きてお金が必要になったときにいつでも引き出せる投資先(元本崩れしたりしない)を選んでいます。
のこりは一部FXなどの短期投資に回したりしています。
資産運用の始め方③ 期待リターンと予想リスクを計算する
投資する際に重要な事は、期待リターンに対して、どれだけのリスクがあるのかを十分に計算しておくことです。
投資におけるリスクは期待リターンがどのくらい振れ幅があるのかの指標となります。
リスクを低く抑えようとするとリターンは低下し、高いリターンを得ようとするとリスクも高まります。
【資産運用がわからない】投資初心者の主婦がやってる資産運用5選
とはいえ、何から初めていいかわからない人向けに初心者の投資主婦の私が運用を開始した金融商品を紹介します。
メインは米国株で、いまのところ新興国株に入れていませんが、新興国株にも分散したほうがよいという声もあります。
インベスコQQQ信託シリーズ1
ヴァンガード米国増配株ETF
Iシェアーズ米国国債20年超ETF
Iシェアーズ米国国債7-10年超ETF
SPDRゴールド・シェア
リスク度の高い金融商品も少額のみ投資をしています。
FXについては短期の売買を目的に資産の約0.01%だけ運用しています。
仮想通貨は21年5月の暴落があったところで勉強の意味を込めて、私は資産の10万円だけいれてみましたが、今の段階ではどちらかに触れるか読みにくいという声も多いため様子見が無難だと思います。
個別株には今のところはまだ勉強中なので手を出していません。
資産運用の始め方 まとめ
今回は投資超初心者向けの資産運用のファーストステップについて説明しました。
まず資産運用といってもいくつも種類があることがわかりましたね。
お金の知識をしっかり学び下記の3ステップを組み立てれば誰でも挑戦することができます。
- 必要利回りを決める
- 運用期間を決める
- 期待リターンと予想リスクを計算する
始める場合はまずは国債などのリスクの低い投資から初めて見るのがいいかなと思います。
もしリスクの高い投資をする場合は必ず余剰資産の一部に抑えることを忘れずに。
投資は自己責任です。ご自身でまずはリスクとリターンについて知ってからはじめてくださいね。